高機能高可用性情報ストレージ基盤技術の開発

プロジェクト概要

  • 事業名:文部科学省「イノベーション創出を支える情報基盤強化のための新技術開発」
  • 課題名:高機能高可用性情報ストレージ基盤技術の開発
  • 期間:平成24年10月開始、5年間
  • 研究代表者:村岡裕明教授(東北大学電気通信研究所)
  • 関連: 菅沼教授、阿部准教授が研究分担者として参画

主な共同研究者

  • 村岡 裕明 東北大学電気通信研究所・教授
  • 大堀 淳  東北大学電気通信研究所・教授
  • (株)日立製作所
  • (株)日立ソリューションズ東日本

研究概要

拠点の災害リスクを定量的に計算することで適応的に情報喪失を最小化できる新規な高可用性ストレージを開発することで、災害時の半数の機器が損壊した場合でも残存機器内の情報から90%超の情報を迅速に回復できるしなやかなストレージ基盤技術を構築する。

また、同時並列化したデータ転送による高速・高機能性を実現し、高細精度映像のような昨今のストレージ系に求められる高速・大容量性を達成する。垂直磁気記録の実績を踏まえてディスク線密度を向上させるとともに複数トラックの並列読み書きによりストレージ機器自体を高速・高密度して次世代ハードディスク基盤技術として展開する。同時に、ストレージ機器間の通信経路をソフトウェアで適応的に制御する技術を用いて並列・高速化を達成する。

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