異種センサによる室内の利用者位置検出

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複数台のカメラなど様々な種類のセンサを用いて、アプリケーションの要求に応じて位置情報の品質(検出頻度,検出精度など)を自律的に制御しながら効果的に人物の3次元位置を検出する手法の研究開発を行っています。一般に、映像から位置情報を検出する手法では、対象とする人数、あるいは、計算機やネットワークの負荷などの状況が変化すると、出力される位置情報の品質が大きく変動します。また、位置情報の品質に対する要求は、位置情報を利用する様々なアプリケーションでそれぞれ異なります。そこで本研究では、変動する状況の中でアプリケーションが要求する品質の3次元位置情報を安定に提供するための手法の開発を進めています。